Person 社員の魅力を知る

異なる価値観を大切にしながら
「人と人をつなぐ」ということ
それが生産管理の仕事

2008年入社
生産管理課
工学部機械工学科
技術職O.M

Contents - 01

入社を決めた理由

製品の堅牢性、マーケットの堅実さ。
メーカーとしての誇りと自信に共感。

通っていた大学の実験室にサカエの作業台が設置されていたので、実は以前からサカエには意外となじみがありました。就職活動の際にサカエの社名を目にして「ああ、あの会社だ」と思ったのが、興味を持った最初のきっかけ。もともと、設計の仕事を志望しており、メーカーでの製品開発に興味がありました。サカエは日本のモノづくりを支えるメーカーとして、製造業が続く限りその需要が続くという安定性がある企業です。確かな堅牢性を売りにした商品で、製造業の世界では抜群のシェアと知名度を誇っており、メーカーとしての誇りや自信を感じました。この会社なら自分も設計として意欲的に仕事ができそうだと思い、入社を決めました。入社後、設計課に配属となりましたが、2年目に生産管理課へ異動することに。正直なところ少しショックでしたが、当時はリーマンショックの影響もあって各部署とも人手不足に悩んでいた時期だったため、自分自身も心機一転、新天地でがんばろうと決意。以来14年間、生産管理課一筋でやってきました。

Contents - 02

現在の仕事

モノづくりの流れを掌握し
淀みない生産をコントロールする。

現在の仕事内容について詳しく話せばきりがないですが、簡単に言うと、自社製品の生産計画立案・発注業務・工程管理。寝屋川、交野、枚方の3工場に関して、モノづくりの統制を行っています。生産計画については、営業から上がってくる情報をもとに、現状の在庫販売状況や物流倉庫のキャパシティなどを勘案しながら、各商品の適切な生産量を設定していく、という流れです。発注業務は、商品を作るために必要な鉄板1枚、ビス1個まで、生産計画に基づいて細かく発注をかけていきます。そして工程管理。2か月先まで発注が入っている商品に対して、どこの工場で、何を、いつ、どれだけ作るのかを、日々現場と打ち合わせを重ね、進捗管理を行いながら進めます。予定外の急ぎの発注が入ることや、想定していたペースで生産が進まないなど、細かなトラブルは日常茶飯事。それらの調整を行うのも大事な仕事です。オーダーメイド製品の手配(別作手配)も毎日のように入ってきます。オーダーメイドで痒い所に手が届く商品を作れるのは、多品種少量生産でやっているサカエならではの強みです。他にも、工数や材料原価、ロット数などに基づく原価管理も、日々の業務の一つ。お客様にお届けできる適正な価格でモノづくりを行うためには、発注計画からすべて一貫して管理していかないとできませんから。

Interview
Contents - 03

仕事のやりがい

「筋を通す」ことを大切にしながら
人と人をつなぐ、それが本質。

日々の仕事の中で常に大切にしているのは、「筋を通す」ということ。生産管理の仕事では、営業と生産現場の橋渡しを行ったり、さまざまな外部の取引先と折衝を行ったりしますが、これらはすべて「人と人」の間で行うことです。仕事の中では、あらゆる想定外の出来事が起こります。想定外のトラブルを是正するためには、必ずどこかに負荷がかかりますよね。誰もが人それぞれの価値観を持って仕事に取り組んでいますし、人それぞれの立場もあります。それを把握し、尊重したうえで、何とか丸く収まるように調整するのも私の仕事だと思っています。トラブルが起きると、人はどうしても理屈よりも感情が先立ってしまいますよね。ですが、きちんと「筋を通す」ことで、その仕事に関わっている全員が納得して前向きに問題解決に取り組もうという気持ちになれます。結局、生産管理という立場でモノづくりをコントロールしているようで、仕事の本質は「人と人をつなぐ」ことをやっているんだな、というのがこの仕事を長年やってきて身にしみて分かったことですね。いろんな価値観を持った人を適材適所に割り当てて、それぞれが自分の能力を最大限に発揮して、仕事がきれいに回った時というのが、一番気持ちよく仕事ができたなあという楽しさを感じます。

Contents - 04

「気づき」と今後の目標

生産管理のシステム化によって
サカエのモノづくりを変える。

私が生産管理課に配属になった当初は、社内のシステム化が進んでおらず、発注計画や生産統制、原価管理などをすべて手作業でやっている状態でした。当時はまだ生産している商品の品目も今よりずっと少なかったこともあり、何を何個作るか、それにはどれだけの時間とコストがかかるのかという情報は当生産管理者の頭の中にしかなかったんです。この属人的なノウハウをシステム化することはできないかと考え、入社5年目のころからExcelを使ってコツコツと作り上げていきました。最初はシンプルなものでしたが、販売予定、生産計画を組めるようになり、それを活用することで欠品なども徐々に減らすことに成功しました。このプログラムをアップデートし続けてきたことで、今では全商品について工程・時間・コストといった生産情報を取りまとめることができています。各工場が、今この発注に対して本当に生産対応が可能なのかどうかということも、一目でわかるようになっています。このデータをマスターデータとして活用し、生産管理・原価管理のシステムを構築するプロジェクトが動いています。時間はかかりましたが、このプログラムをここまで育て上げることができたというのは、自分自身にとっても一つの大きな財産になったと思います。

Time Schedule

1日のスケジュール

  • 8:30ラジオ体操、現場清掃
  • 8:50欠品確認、手配指示・発注業務
  • 10:00別作製品手配指示、注文書発行
  • 11:30営業問い合わせ資料回答
  • 12:50大ロット商品発注
  • 15:10小ロット商品発注
  • 16:30大阪工場責任者打ち合わせ
  • 16:50伝票処理、営業問い合わせ資料回答、週報記入
  • 17:30退勤
Schedule

休日の過ごし方

2022年の秋に2人目となる長女が産まれたので、
最近は休日も育児に奔走していますが、
余裕があるときは、
趣味のルアーフィッシングに
出かけたりしています。

Contents - 05

メッセージ

企業向け鋼製家具というジャンルなので一般の方はご存知ではないかもしれませんが

サカエの商品は企業向けという特性上、サカエという会社、取り扱っている商品について一般の学生さんがご存知な事は少ないと思いますし、仕事のイメージはし難いかもしれません。
かくいう私も、漠然と「設計がやりたい」という思いだけで入社しました。
逆に知らないのは当たり前、分からないのは当たり前なのでなんでも気兼ねなく聞けますし、教えてもらえます。その中で自身の経験や知識を基に「こうしたらどうか」と言う事は実行させてくれる柔軟性もありそれがこの会社の魅力だと感じています。

また、福利厚生面では連休と連休の狭間に有休を取得し長期旅行に行く社員もいますし、金曜日に有給を取得し土日と合わせてレジャー優待のあるスキー施設に行く社員もいます。ライフスタイルに合わせて休みが取りやすく、その他コンプライアンス面でも時代の変化にしっかりと対応していっている会社だと思いますね。

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Recruit 募集要項 / FAQ

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