Person 社員の魅力を知る

モノづくりの川上から川下まで
自分のアイディアを原動力に
ユーザーの声に応える
商品開発を

2017年入社
生産本部 開発部 設計課
システム理工学部機械工学科卒業
技術職N.J

Contents - 01

入社を決めた理由

アイディア勝負のモノづくりに
挑戦できる環境がここにあった。

大学では、熱力学や流体力学、機械工学などかなりハイテクな分野を研究対象にしていました。でも、個人的には、もっとアイディア商品的なモノづくりを仕事にしたいとずっと考えていたんです。私はF1レースが大好きなんですが、F1の世界に「空力の天才」と称されるエイドリアン・ニューウェイという空力デザイナーがいるんです。彼はまさにアイディアマンそのもので、彼を中心にして生み出されるマシンは美しく速いんです。その原点にあるのは彼の発想力と、それを実現するチームの力なんですよね。F1の世界で仕事をするのは簡単なことではありません。ですが、自分もそういう風にアイディアを原点にチームでモノづくりをするという姿に憧れがあり、サカエなら自分の理想とするそんなモノづくりを実現できると感じたんです。実際に入社してみると、商品開発の仕事は営業からの情報をもとに商品開発のコンセプトを決めますが、そこから先の「どういう商品を作るのか」というアプローチは設計担当の腕の見せ所。まさにアイディア勝負です。自分の理想の仕事ができていると感じています。

Contents - 02

現在の仕事

ユーザーの声をもとに
試行錯誤から生まれる新商品。

入社後1年間は生産技術課に配属。サカエのモノづくりを支えている設備に一通り触れることで、自社設備で何ができるのか、どうすれば生産段階でより効率的にモノづくりができるのかを知ることができたのは、大きな財産になったと思います。現在の仕事は新商品の開発です。全国の営業マンから上がってくるユーザーの声をもとに、商品の企画を練り上げていく。プロダクトアウトではなく、完全なマーケットインの開発スタイルです。サカエのモノづくりは大量生産ではなく、多品種少量生産。だからこそ、ユーザーさんが現場で感じている「こんなのがあったらいいのに」という声に柔軟に対応できるんです。全国に営業ネットワークがあるというのも、サカエならではの強み。営業と開発が一体になって、まさに痒い所に手が届く、それがサカエというメーカーのモノづくりだと思います。設計といっても図面を書くばかりではなく、実際に試作して、組み立て工程に無駄がないか、強度に問題がないかなど、さまざまなチェックと試行錯誤を繰り返す日々ですね。現在は、自分自身の商品開発業務と並行して、後輩社員の教育も担っているので、彼らへの仕事の割り振りや、指示・進捗の確認なども、重要な業務の一つになっています。

Interview
Contents - 03

仕事のやりがい

時には一瞬の閃きが
実際の商品化につながることも。

お話ししてきたように、設計といっても図面を書くだけではなく、コンセプト決めから関わって、試作品の製作や強度試験、さらには価格設定まで自分たちが関与しています。最終的に工場で量産に入る時にも立ち会って、問題がないか確認します。そういう風に、自分が生み出した商品を川上から川下まで全部関わることができるというのは、この仕事の楽しさの一つでしょうね。また、時には行き詰って丸1日唸りながらスケッチを描いていることもあります。実は少し前にも、ある商品のアイディアを帰宅してから、パッと閃いて。早く会社に行って図面を書きたい!って、頭が冴えて眠れなくなってしまいました(笑)。それは実際に『まるいワゴン』という商品として2024年から市場に出るんですが、売れてくれるといいなあと思っています。その商品がヒットするかどうかはまだわかりませんが、企画・設計・生産・価格といった条件がすべてハマれば、ヒット商品を生み出せるというのも、この仕事の醍醐味だと思います。

Contents - 04

「気づき」と今後の目標

外の世界を知ることで
モノづくりの視野が一気に広がった。

入社3年目の時に生産本部の部長と営業部門の取締役と一緒に自社商品の製作を委託している会社へ訪問したことがあったんです。その頃の私は、生産技術課で社内のことも学んで、設計課で一連のモノづくりも経験して、自分ではいろいろなことがもうすっかりわかったような気になっていたんですね。同行してくださった部長が、「彼はサカエ社内のことしか知らないから、視野を広げるために連れてきたんで勉強させてやってください」と。実際に工場を見学させていただくと、うちとは全然違う作り方をしていて、正直本当に驚いたんです。自分では何でもわかった気でいたけれど、知識も経験も全然足りていないことを痛感しましたね。それから、いろいろなメーカーさんに工場見学に行かせてもらったり、取締役から営業目線の商品開発の考え方を学んだりして、そういった形で視野を広げることで、「あの会社に依頼すれば、こういう構造にできるはず」「こういう目線で考えればヒット商品が生まれるはず」 という風に一気に視野が広がったと思います。今後の目標としては、そうやって得た知識やノウハウを汎用化して、ヒット商品を生み出す「仕組み」を構築できれば、と考えています。難しいことではありますが、モノづくりのノウハウが個人に依存することなく、会社として共有できる財産にしていければと思います。

Time Schedule

1日のスケジュール

  • 8:30メールチェック、
    他メンバーの進捗確認
  • 9:00試作図作成
  • 13:00試作
  • 15:00見積もり依頼用図面作成

開発部の仕事は1年単位で商品開発のプロジェクトが動くので、1日中同じ業務を行う日もあれば、月によってもガラッと仕事内容は変わります。あくまでも上記はある1日の例です。

Schedule

休日の過ごし方

亡くなった祖父が趣味で彫刻をやっていたので、
その道具を受け継いで
いろいろと木製雑貨を作ったりして
楽しんでいます。
F1のシーズン中は夢中で観戦ですね(笑)。

Contents - 05

メッセージ

自己分析から行動に移すこと、
それを普段から意識してほしい。

何よりも「自己分析から行動に移すこと」を意識してもらいたいです。自己分析で終わらずに 自分の欠点を克服し、長所を伸ばすことが必要だと思います。 普段の生活の中で意識して行動してみて下さい。それが必ず皆さんのツヨミになると思います。簡単なことではないですが、そういう姿勢は社会人になってからも求められることなので、ぜひ今の段階からそれを意識して就職活動に臨んでください。サカエにはそんな行動力溢れる社員がたくさんいます。ですので 「営業の力」「開発の力」「生産の力」のすべてが、高いレベルでバランスよく備わっているのです。全国各地の最前線に、そのエリアと業界に精通した営業マンのネットワークがあり、そこから「お客様のリアルな声」という貴重な情報が届くからこそ、私たちは確度の高い商品開発に取り組めています。次のサカエを共に作っていける仲間に会えることを、楽しみにしています。

Message

Recruit 募集要項 / FAQ

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