Person 社員の魅力を知る

知らなかった世界に触れ
自分自身が成長していく
その喜びと楽しさを感じられる仕事

2006年入社
熊本営業所
経済学部
営業職O.H

Contents - 01

入社を決めた理由

右も左もわからず飛び込んだ世界で
お客様が自分を育ててくれた。

大学で開催された合同説明会で、サカエという会社を初めて知りました。それまでは社名も聞いたことがありませんでしたし、何を作っている会社なのかも知りませんでした。一緒に説明会に参加した友人に「話を聞いてみたら?」と言われ、本当にたまたまという感じで。お恥ずかしい話ですが、色々受けた結果、サカエしか採用されなかったんです。ですから、自分が選んで入社した、というよりも、サカエに拾ってもらったという感じですね(笑)。自分には何か専門的なスキルがあるわけでもなかったですし、できることといえば営業ぐらいだろうと。とりあえず入社して、3年はやってみて、それでダメなら仕方がないなというぐらいの感じで入社しました。正直、サカエという会社のことも、サカエが扱っている商品のことも、入社してから知りました。私が入社した当時は、入社1か月後には分厚いカタログを渡されて一人で営業に出る、そんな時代。社員数も少なく、教育にまで手が回らなかったんでしょうね。とはいえ、営業先のお客様はサカエのことをよく知ってくださっているところばかりなので、むしろお客様からいろいろなことを教えてもらい、育てていただいた、そんな感じでしたね。

Contents - 02

現在の仕事

現場を見ないとわからないこと。
現場を見ることで得る気づき。

2020年から熊本営業所に所長として着任し、現在に至ります。所員は私を含めて7名。サカエの営業所の中では人数が多い方です。熊本県だけでなく、宮崎県、鹿児島県、沖縄県を営業所としてカバーしているので、営業エリアしては札幌営業所の次に広いです。日々の業務は、所長としての営業所全体の売上管理、所内の様々な書類のチェック、見積もり物件の確認など。さらに、私自身が担当している販売店やユーザー様への訪問や、所員に同行して主力販売店やユーザー様への訪問、といったところです。沖縄のお客様のところにも訪問しないといけないんですが、私が熊本営業所に着任したのが、ちょうどコロナ禍の始まった直後だったので、それ以降なかなか行く機会がなくなっています。ユーザー様の工場など、現場に伺う機会も比較的多く、週何回かはあります。現場に行かないとわからないことはたくさんありますし、既にうちの商品をお使いいただいているユーザー様のところに行ってみると、「あ、こういう使い方があるんだ!」という予想だにしない使われ方をされていることもあり、学ぶことや気づきは多いです。

Interview
Contents - 03

仕事のやりがい

サカエの営業だからこそ
知らない世界に触れることができる。

サカエといえば工場の作業台というイメージが強いかもしれません。ですが、熊本営業所は製造業の工場はもちろんのこと学校関連や官公庁、自衛隊の施設、あるいは鉄道関連・発電所・航空機関連といったインフラ系、さらには病院や介護施設など、非常に幅広い業種・業界のユーザー様に納品する機会があります。変わったところですと、刑務所の中の作業所でもサカエの作業台が使われているので、何度か納品に行ったことがあります。そんな風に、普段の生活ではなかなか足を踏み入れることがない場所を訪れたり、多彩な業界に触れることで自分の知見が広がっていくのが、この仕事の面白さの一つですね。直近では熊本に大きな半導体工場が建設されましたが、そういった大きな工場や施設が作られるときは、サカエにとっても大チャンスです。新聞などのメディアやネットに情報が上がってくる前に、日頃の営業活動の中で情報をキャッチし、なるべく早い段階から販売店と協力してアプローチを仕掛けることが肝心です。そういうところから実際の案件に落とし込むことができたときは、大きな達成感があります。

Contents - 04

「気づき」と今後の目標

「そんなことも知らないの?」という言葉が
反骨真に火をつけた。

入社2年目ぐらいの広島営業所時代なので、ずいぶん昔のことなんですが、今でも忘れられない出来事があります。切削工具を工作機械に取り付けるためのアダプターの役割を持つ「ツーリング」という機械工具があるんですが、お客様のところで打ち合わせをしているときに、「サカエの商品に、このツーリングは使えるの?」と質問されたんです。カタログを見ても載っていなかったので、軽い気持ちで「使えません」と答えました。するとお客様が、「君、そもそもこのツーリングが何かわかってる?」と。もちろんツーリングなんて知りませんでしたから、「わかりません」と答えましたが、お客様に「メーカーの営業なのに、そんなことも知らないのか」と言われ、とても悔しい思いをしました。あれは本当に悔しかったですね。それがきっかけで、自社製品について徹底的に知識を増やしながら、周辺関連機器で自社が販売しないようなツールにも興味を持って、お客様と対等に話せるようになったんです。自分の気持ちに火をつけてくれた、あの時のお客様には本当に感謝しています。この仕事をしていると、自分の至らなさゆえにお客様から叱責されることもあります。でも、そこで腐ってしまったり、受け流したりするのではなく、ちゃんと受け止めて自分をどう変えていくか、それが成長につながると思うんですよね。

Time Schedule

1日のスケジュール

  • 8:30社内提出物の確認、
    営業活動指示
  • 10:00販売店様訪問、PR
  • 14:00販売店様とユーザー同行による現地打ち合わせ
  • 16:00販売店様訪問、PR
  • 17:00帰社、売り上げチェック、
    見積書・書類作成
  • 17:30退勤
Schedule

休日の過ごし方

出身は中四国ですが、
現在は熊本営業所で日々仕事をしています。
九州は初めて住む地域ですので、
仕事以外の休日は家族で九州各地に出向いて
九州の美味しい食や温泉、
観光を楽しんでいます。

Contents - 05

メッセージ

意外なところで自社の商品に出会える
そんなちょっとした喜びも。

一般の方から見ると、サカエという会社は知名度がほとんどないに等しいメーカーです。ですが、製造業の世界では圧倒的な知名度を誇り、商品の品質の高さで確かな信頼を得ている会社です。業界内での知名度が高いということは、社会人としてスタートを切る上でとても仕事がしやすい、言い換えれば余計な苦労が少ないといえるでしょう。一族経営の企業とは違い、誰もが会社のトップに上るチャンスがあるというのも、サカエの魅力の一つ。向上心のある方にはやりがいになると思います。また、サカエ社員あるあるともいえるのですが、テレビドラマや映画などで、工場のシーンなどのセットにはサカエの商品が映ることが非常に多く、つい嬉しくなってしまいます(笑)。

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